2011年6月29日

復旧・復興作業に携わる者のための呼吸用保護具(防護具)の適正使用に関する現地特別セミナー(石巻)第2回 報告書


 復旧・復興作業に携わる者のための呼吸用保護具(防護具)の適正使用に関する現地特別セミナー(石巻)2回 報告書

太田寛1,2、矢内勝3、外山尚紀4,5,6、金成千鶴1,7, 長瀬仁1,8、榮留富美子1,9

1) フィットテスト研究会
2) 北里大学 医学部公衆衛生学
3) 石巻赤十字病院 呼吸器内科
4) NPO法人 東京労働安全衛生センター
5) 中皮腫・じん肺・アスベストセンター
6) 厚労省「東日本大震災の復旧工事に係るアスベスト対策検証のための専門家会議」委員
7) 医療法人 永寿会 恩方病院
8) 小牧市民病院
9) 自衛隊中央病院

1.開催概要
日時:2011618日(土曜日) 13時~1630
会場:石巻赤十字病院 2階 会議室
主催:フィットテスト研究会、石巻赤十字病院
共催:日本産業衛生学会医療従事者のための産業保健研究会
協力:スリーエムヘルスケア、興研株式会社、株式会社重松製作所、柴田科学株式会社、株式会社日本イーライリリー

2.セミナー報告
1)はじめに
今回の東日本大震災は、地震と巨大な津波を伴ったことにより、未曾有の災害となり、沿岸部は破滅的な状況、そして多くの方々が避難生活を余儀なくされている。
今回、セミナー前日に石巻に入り、東京労働安全衛生センターの外山尚紀氏のアスベストの環境調査に同行させて頂いた。石巻や女川の町や商業高校脇の一次仮置き場周辺は、粉じんが舞い、臭いも漂い、無数のハエが飛び交っていた。場所によっては、目が痛くなるところもあり、がれきに含まれる人体に有毒な物質などが、気温の上昇と雨により、より悪影響を及ぼすことになるのではないかと危惧する。マスコミによると、宮城県は東日本大震災で発生したがれきの撤去を進めるために、二次仮置き場の設置場所を5ヵ所に決定したようである。そして、この1年間に県内から排出されるがれきの総量は、一般廃棄物(ごみ)の約23年分に及ぶとも言われ、今回の震災で発生した災害廃棄物の総量は1500万から1800万トンと推計されている。現在、市町村が設置している一次仮置き場に集められ、今後、二次仮置き場に廃棄物を運搬し、可燃物の焼却や破砕処理を行うこととなり、多くの粉じんが舞うであろう。
劣悪な環境の中、がれき作業に関わる方々や地域の住民にも呼吸用防護具の必要性を伝えていくことが重要である。
今回の第2回セミナーは、第1回セミナー後、矢内勝呼吸器内科部長や第1回セミナー参加者の様々な思いを検討した結果、この時期に被災地のニーズをうけ、関係者の熱き思いから開催することとなった。第1回セミナー当日の夜もNHKニュースでは、粉じんに対する防護の必要性が報道され、そのニュースを見た一般の人から反響もあった。また、地元新聞「河北新聞」にも掲載された*1)。今後も復興・復旧作業が続けられる中で、呼吸用防護具のセミナーを必要とする方々がいる限り、粉じんやアスベストの危険性や呼吸用防護具の重要性を継続的に注意喚起していくことが必要である。また、フィットテスト研究会としてさらに研修の内容を精選して、セミナーを継続していく必要があると考える。

2)セミナーの目的
  1. 震災復旧・復興作業に従事する人々に必要な呼吸保護(肺や気管を守る)の重要性について学ぶ
  2. 震災・津波に関連して発生している呼吸器系疾患の発生状況などについて学ぶ
  3. 呼吸用保護具の正しい使用法を理解し、実践する知識を得る
  4. 復旧・復興作業に関わる際に必要な、粉じん対策などに関連した呼吸保護の課題について、意見交換を行う

3)セミナー参加者
現地で活動するNPO所属のボランティア、診療所の医師、現地高校養護教諭、石巻赤
十字病院の医師・看護師など、約15名が参加した。

4)セミナーのスケジュール
<前半:講義・トピックス> 1300-1430
  1.  地震・津波、復興支援における呼吸用保護具の重要性
    (太田寛、北里大学 医学部公衆衛生学)
  2. 現地の状況から (阿部雅昭、石巻赤十字病院企画調整課)
  3. 被災地で活動した人を診察して
    (矢内勝、石巻赤十字病院呼吸器内科)
  4.  がれきの中にみられるアスベスト含有建材の具体例等
    (東京労働安全衛生センター、外山尚紀)
  5.  震災現場で利用されている呼吸用防護具紹介と基礎知識

 <後半:マスクの正しい使用方法の実習>1450-1630
  1.  3つの班に分かれ、使い捨て防じんマスク、取り換え式呼吸用保護具などの着用実習と、呼吸用防護具(DS2/N95 マスク)の適正な使い方の習得
  2.  質疑応答、意見交換(15 分)
5)セミナー内容
本セミナーも、主催者である石巻赤十字病院呼吸器内科の矢内勝氏の挨拶から始まった。震災・津波後3か月が経過した被災地では、粉じん対策の重要性がさらに増しており、呼吸用保護具は肺や気管を守るためにも重要であり、今回のセミナーを開催し、使用法を学ぶ意義を強調された。
<前半>
1.  北里大学 医学部公衆衛生学 太田寛氏による「地震・津波、復興支援における呼吸用保護具の重要性」についての講義
被災地のがれき撤去時に発生する粉じんの危険性と呼吸器用保護具の必要性や粉じんに混じるアスベストに対しての防護が重要であることを強調した。
厚労省からの2つの通達、「東日本大震災に関わるがれき処理に伴う労働災害防止対策の徹底について」(422日)、「初めてがれき処理に従事する労働者等の労働災害防止について」(425日)について触れ、厚労省が健康被害を危惧していることを示した。さらに環境省において「東日本大震災におけるアスベスト調査委員会」が設置され、国としてもがれき作業における呼吸器疾患予防の重要性を認識していることについて説明した。次に、サージカルマスクとDS2(N95)マスクの違いを分かりやすく説明したうえで、特に、それらを正しく使用することの重要性について説明した。
そのためには、フィットテストをおこなうことが重要であることを伝え、また被災地で活動する人すべてにDS2マスクが必要なわけではなく、作業のリスクに応じた対応をすることが重要であることを強調した。
2. 赤十字病院企画調整課の阿部雅昭氏による「震災・津波の発災直後の石巻赤十字病院の診療状況、受診者数の推移などについて」報告
発災直後の混乱の状況と、刻々と変わる医療ニーズについてグラフや写真を示しながら報告した。直後には、電気・水道・ガスなどライフラインが途絶し、通常の医療が行えないなかで、いくつかの幸運も重なり、何とか医療を行うことができた。例えば、ヘリポートの場所が屋上ではなく地上に設置されていたことは、エレベーターが完全に使えないという状況では、とても有利に働いた。診療をスムースに行う工夫をしつつ、当時の現場の苦悩を交えての報告であった。
3.  赤十字病院呼吸器内科医師の矢内勝氏による「被災地の拠点病院として呼吸器内科を中心とした動きについて」の報告
地震直後の在宅酸素治療者が停電のために、一時的に石巻赤十字病院にHOTセンターを開設し収容したことについての対応や震災後60日間で、肺炎や気管支喘息など呼吸器疾患で同病院に入院した患者は、前年度同時期の3倍に及ぶ患者数であるなど患者の推移についても説明された。
さらに、地震・津波直後の肺炎の増加、肺炎の原因として3つの可能性を挙げた。1.高齢者の誤嚥性肺炎、2.津波による溺水による肺炎、3.空中の粉じんによる感染性/化学性/アレルギー性の肺炎の3つである。
また、がれき処理などにより発生した粉じんにアスベストが含まれている可能性があり、がれき処理のボランティアや土木作業者が将来、中皮腫などの呼吸器疾患を罹患する可能性があることに強い危機感を表明した。これらの疾患を予防するために、呼吸用保護具の使用や水の撒布等による予防策の必要性について説明した。
5. 東京労働安全衛生センターでアスベストの研究者の外山尚紀氏による「がれきの中にみられるアスベスト含有建材の具体例や対策」の講義
外山氏は、今回の震災に対して環境省が設置した「東日本大震災におけるアスベスト調査委員会」の委員でもある。その中で、アスベストの特徴や危険性を分かりやすく画像で示され、また、第1回のセミナーで参加された現場監督と現地の環境調査のときに出会い、呼吸用保護具や散水などのアスベスト対策を行っていた事例を示し、興味深く聞くことができた。また今回の被災地での環境測定で発見したアスベストの実例や今後も環境省と協力してアスベストの安全な処理を目指しての活動を継続することを報告された。
 <後半>
1. マスクの正しい使用方法の実習
DS2N95)マスクを正しく使用するために、その特徴とフィットテスト、シールチェックについての説明を行った。正しく装着する方法やポイントを協力メーカー及びフィットテストインストラクターより説明を受け、実際に着用する実習を行った。その中で、DS2N95)マスクには様々な形態や大きさがあることから、自分にあったマスクを使用する重要性について、再認識することができた。正しく使用することで漏れを防ぐことができ、危険な粉じんから自分の身を守ることができることを体験することができた。さらには、粉じんを拡大画像で見ることの出来る装置により、防護すべき粉じんの粒子の小ささを確認し、粉じんが目に見えない様な状況でも防護の必要があることを感じることができた。
2. 質疑応答と意見交換
参加者からは現場でのマスクの使用法が適正でなかったり、「フィットしたマスクを使いたくても限られた品しかなかったりで・・」という声が聞かれた。また、「実際に今使用しているマスクで良いのか?」「この使い方でよいのか?」など不安の声が聞かれていたが、現在使用中のマスクとセミナーで使用のマスクとの違いを体験した後は、「マスクの規格の違いや適正な装着法がわかり、受講して良かった」という感想が聞かれた。
他にも、避難所や商業高校など現場に密着した発言も聞かれ、対処を検討していくこととなった。長期的な健康被害発生の可能性は、被災した自宅をかたづけている一般の人達にもあるため、呼吸器疾患の予防について広く知らせていくことが必要かつ重要である。

5)今後の活動、一般市民への啓発
がれきのかたづけを行っている一般の被災者にも、粉じんに対するマスクの使用が重要であることを認識してもらうことも重要である。
そして、今後は復興に携わる多くの人に伝える必要がある。例えば、ボランティア、警察、消防等である。ボランティアに対しては、事前に東京や大阪などでセミナーを受けたうえで現地入りするような方法を考慮したり、今後は ボランティアの主催者などでも講習会が開催できるようにセミナーをパッケージ化することなどにより、継続して呼吸器保護の重要性と伝えていく方法の検討がさらに必要である。
復興は11日の積み重ねである。そして私たちにできることを続けたいと思う。 

3.参加したフィットテストインストラクターの感想
1)長瀬仁 小牧市民病院 感染管理認定看護師 
私は本セミナー前日、労働安全衛生センター外山尚紀先生と石巻市内のアスベスト調査に同行し粉じんやアスベストの飛散を目の当たりにしてきた。被災地の瓦礫は徐々に撤去されているが、その瓦礫は集積場に山積みされていた。その横にある学校の生徒は学校生活時間においてマスクの着用が欠かせない。粉じんやアスベストによる健康被害は1020年後に現れるので、今できる呼吸用防護具の暴露予防が必要であると感じた。被災地での本セミナーはとても重要であるため、私はこれからも活動を支援し復興作業による健康被害が減ることを願う。
私の住む東海地域でも今後、大規模震災がおこりうる可能性がある。その時には本セミナーの経験を生かした呼吸用防護具の使用を推進したい。

2)金成千鶴 医療法人 永寿会 恩方病院 感染管理認定看護師
今回、環境調査と特別セミナーに参加し大変貴重な経験をしました。被災地に入ると作業による粉塵が舞っており眼や喉が痛くなる事がありました。その中で作業している方々やボランティア・瓦礫の傍で生している人々の健康を考えるとマスクの適切な防護具を選択する事や適切に使用することの重要であることが実感されました。
セミナーでは「実際に使用しているマスクで予防がきちんとできているか?どの様に装着したらいいのか?と不安でした。」などの声がきかれ、演習でマスクの適切な使用方法を体験してもらうことで不安が解消されたとのことでした。
これからも、被災地での作業にあたる方々やボランティアの方々又そこでの住民の方々へのマスクの必要性や適正使用法を伝授していかなければいけないことだと感じます。
復興にはまだまだ時間がかかると思われますが、一日でも早く復興出来る事をお祈り申し上げます。



図1 講義(サージカルマスクとDS2(N95)マスクの違いについての説明)


 
図2 協力メーカー及びフィットテストインストラクターによる実習


  
図3 商業高校の脇の一次仮置き場周辺     図4 粉じんの舞う中の環境調査

   
図5 女川町の現在の様子   図6 女川町のある建物のアスベスト 図7 環境調査測定器


参考資料 *1)地元新聞の「河北新報朝刊 2011.06.19.


                

医療機関での産業保健活動の実際

 医療機関においては様々な危険有害要因があり、組織として医療従事者の健康と安全を守る取り組みが求められる。

 医療機関での産業保健体制の構築のためには、まずは産業医を選任し、その時間を確保することから始める。また、様々な取り組みを行うにあたっては、院長や理事長が方針として「医療従事者の健康と安全を守ることが重要である」ことを明言することで対策がより効果的に行われることになる。

 患者からの暴言や暴力対策を進めるにあたっては、匿名の質問票調査などを院内で行い。現状を把握してから対策を行うことが進められる。しかしながら、近年職員間でのハラスメントなども課題となっており、同時に産業保健の観点からも対策を行うことが必要とする医療機関が少なくない。

 呼吸用防護具についてはN95マスク(レスピレーター)が新型インフルエンザなどにおいて使用することがあるが、フィットテストを行い十分にフィットすることを確認していなければ期待される効果は得られない。N95マスク(レスピレーター)を使用するがフィットテストをしたことがないという方はぜひこちらのビデオをインターネットでご覧いただきたい。URLhttp://www.youtube.com/user/fittest2009 Youtubeのサイトでフィットテストと検索するとアクセスが容易である。

 医師の健康についても特にメンタルヘルスが課題になっており、日本医師会のサイトにある医師の健康支援のための環境改善チェックリストなどを用いると一次予防のための対策を行うことができる(www.med.or.jp/kinmuよりダウンロード可能)

 医療機関での産業保健活動を進めるにあたっては賛同が得られず進めるのが困難なことも多いが、小さな事例を積み重ねていくことが重要である。

 なお、詳細については以下の参考文献を参照していただけると幸いである。

参考文献

1.医療機関での暴力対策

・和田耕治,三木明子,吉川徹(編著).医療機関における暴力対策ハンドブック,中外医学社, 2011

・相澤好治(監修),和田耕治(編著).病医院の暴言・暴力対策ハンドブック.メジカルビュー.2008

2.呼吸用防護具の適正使用

・和田耕治,吉川徹. 呼吸用防護具フィットテスト・トレーニングマニュアル,労働科学研究所出版部,2010.

3.東日本大震災の被災地における産業保健活動

・和田耕治,岩室紳也(編著)保健医療従事者が被災者と自分を守るためのポイント集.中外医学社,2011

4.     医療機関での産業保健活動

・相澤好治(監修),和田耕治(編著):医療機関での産業保健の手引き、

篠原出版新社,東京,2006.

2011年6月26日

7月24日第2回フィットテストインストラクター養成講座

2011年度 労働科学研究所セミナー
フィットテスト研究会セミナー

http://www.isl.or.jp/ijikai/seminar/2011.07fitsemi1.pdf
詳細はこちら

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第2回<フィットテストインストラクター養成講座>
― 知っていますか? 呼吸用保護具の種類とその特性、指導できますか?
マスクの正しい使用法やフィットテスト
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■講師:
和田耕治(北里大学医学部公衆衛生学講師、医学博士)
吉川徹(労働科学研究所副所長、国際協力センター、医師)
黒須 一見 東京都保健医療公社荏原病院 感染管理認定看護師
■対象:医師、看護師、保健師など感染管理に興味のある医療従事者、企業における安全管理者、危機管理担当者など
■日時:2011年7月24日(日)13:00~17:30/定員:40名
■会場:興研(株)会議室(〒102-8495東京都千代田区四番町7)
■受講料:
【労働科学研究所維持会員/学生】4,000円(資料代・消費税込み)
  ★学生・申込については、研修当日「学生証」の提示が必要になります。
【一 般】8,000円(資料代・消費税込み)
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不織布製マスクやN95レスピレーターなどの呼吸用防護具は新型インフルエンザだけでなく、結核や麻疹など様々な呼吸器感染症の対策において重要です。しかしながら、その効果や限界、ならびに使用法については、現場で指導にあたっている専門家でも、十分な知識を有していない場合があるのではないでしょうか? 特に、N95レスピレーター(及び防じんマスクDS2)に関しては、使用前に各人がフィットテストを行って自分の顔に合うか、必要であるにもかかわらず実施されていない医療機関や企業もまだまだ多いのが現状です。本講座では2010年4月に出版された「呼吸用防護具フィットテスト・トレーニングブック」を用いて呼吸用防護具の正しい使用法と、N95レスピレーターのフィットテストが適切に実施できる、フィットテストインストラクターのトレーニングを実施します。呼吸器感染症予防の推進のために、ぜひ積極的なご参加をお待ちしています。
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対象者は、医療・介護従事者、救急隊員だけではなく、企業で継続した感染症対策を進めたい安全管理者、産業保健スタッフや危機管理担当者、メーカーの担当者です。本講座は講義だけではなく、正しいフィットテストの方法に関する実技も行います。なお、本養成講座終了時に10分程度の修了試験を実施し、合格者にはフィットテストインストラクターの認定を行ないます。
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☆お申し込み
財団法人 労働科学研究所/フィットテスト研究会
〒216-8501 神奈川県川崎市宮前区菅生2-8-14  TEL 044-977-2123  FAX 044-976-8659
E-mail : islseminar@isl.or.jp   URL http://www.isl.or.jp/

2011年6月10日

“人の力”で迫り来る危機・逆境を乗り越えよう 6月16日 講演させていただきます

こちらのセミナー。大変おもしろいと思います。ご参考まで



お申込みはこちらから

→ http://www.wetrust.me/summit.html

1.日時   2011(平成23)年6月16日(木)

        12時30分 開場
        13時    開演

2.会場   東京 有楽町・よみうりホール

3.テーマ  “人の力”で迫り来る危機・逆境を乗り越えよう!
~ 社員の“心”を理解できれば、
眠っている“社員の力”を“楽”に引き出せる ~ 

4.料金   8,000円(当日券10,000円)
        会員様は、前売り 5,000円
※インターネットからお申込みの場合は、会員価格でのご提供となります。

5.東京 式次第

13:00  開始 主催者挨拶、講演の見どころ紹介(川西 唯道)
13:10  第1部 講演

①「弱いきづな(紐帯)と人間力:キャリアの観点から」諏訪康雄先生
②「働く中で幸福を見いだす感性を磨け」       小田全宏先生
③「助け合う職場づくりのための個人と組織の行動変容」和田耕治先生
④「人間力ある経営とは」              佐々木常夫先生

15:15  休憩

15:30  第2部 シンポジウム

・テーマ <東日本大震災 復興支援> 迫りくる危機 逆境を乗り越える力 人間力 ~危機管理と労務管理~

・パネラー     諏訪康雄先生、小田全宏先生、和田耕治、佐々木常夫先生
・コーディネーター 川西 唯道

16:45  閉演

お申込みはこちらから

→ http://www.wetrust.me/summit.html

お電話でのお申し込みは、

→ 06-6384-2228 担当:西野

主催  人事労務経営Summit実行委員会
     リーガルネットワーク株式会社
→ http://www.legal-network.co.jp/

後援  社団法人全国労働基準関係団体連合会
     公益社団法人東京労働基準協会連合会
     株式会社労働新聞社

2011年6月3日

【6月6日刊行!】保健・医療従事者が被災者と自分たちを守るためのポイント集



和田 耕治/岩室 紳也 編著
A5判 148頁
定価1,890円(本体1,800円+税)
ISBN978-4-498-07112-4


2011年3月11日に起きた東日本大震災は被災地に大きな爪痕を残しました.今なお全国の医師・看護師・保健師・ボランティアの方々による継続的な現地 支援が行われている状況下において,支援者には被災者と自分自身を守ることの出来る正しい知識が必要です.安全確保,心身の健康維持,感染症対策 etc.……現場で必ず役立つ知識をこの本に凝縮しました. 今後起こりうる大災害への備えとしても常備して頂きたい一冊です.

http://www.chugaiigaku.jp/modules/shop/index.php?main_page=product_info&products_id=1160

アマゾンよりも紀伊国屋の方が品切れになりにくいようです。
印税はすべて寄付としております。まだまだこれからも活用いただけると思いますのでお手にとってみてください。宣伝失礼しました。