第3回<フィットテストインストラクター養成講座>
-知っていますか? 呼吸用保護具の種類とその特性、指導できますか?
マスクの正しい使用法やフィットテスト-
不織布製マスクやN95レスピレーターなどの呼吸用防護具は新型インフルエンザだけでなく、結核や麻疹など様々な呼吸器感染症の対策において重要です。しかしながら、その効果や限界、ならびに使用法については、現場で指導にあたっている専門家でも、十分な知識を有していない場合があるのではないでしょうか? 特に、N95レスピレーター(及び防じんマスクDS2)に関しては、使用前に各人がフィットテストを行って自分の顔に合うか、必要であるにもかかわらず実施されていない医療機関や企業もまだまだ多いのが現状です。本講座では2010年4月に出版された「呼吸用防護具フィットテスト・トレーニングブック」を用いて呼吸用防護具の正しい使用法と、N95レスピレーターのフィットテストが適切に実施できる、フィットテストインストラクターのトレーニングを実施します。呼吸器感染症予防の推進のために、ぜひ積極的なご参加をお待ちしています。
対象者は、医療・介護従事者、救急隊員だけではなく、企業で継続した感染症対策を進めたい安全管理者、産業保健スタッフや危機管理担当者、メーカーの担当者です。本講座は講義だけではなく、正しいフィットテストの方法に関する実技も行います。なお、本養成講座終了時に10分程度の修了試験を実施し、合格者にはフィットテストインストラクターの認定を行ないます。
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講師:吉川 徹 (財)労働科学研究所副所長 国際協力センター 医師
講師:和田耕治 北里大学医学部 公衆衛生学 講師 医学博士
特別講師:本田順一 聖マリア病院医療の質管理本部本部長
特別講師:向野賢治 福岡記念病院感染制御部長
対象:医師、看護師、産業保健スタッフなど感染管理に従事する医療従事者、企業における安全管理者、危機管理担当者など
日時:2011年11月23日(水)16:10~21:00/定員:48名【申込締切日:10月20日(水)】
会場:アクロス福岡/7階大会議室(福岡市中央区天神1-1-1)
受講料:8,000円(資料代・消費税込み)【労働科学研究所維持会員/4,000円】
認定について:
①日本医師会認定産業医研修(申請中)
②日本産業衛生学会産業看護職継続教育研修
申込先:財団法人労働科学研究所/フィットテスト研究会
216-8501 神奈川県川崎市宮前区菅生2-8-14
TEL 044-977-4390(担当者・稲垣)/FAX 044-976-8659
E-mail:islseminar@isl.or.jp
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