2011年3月16日

災害現場で救援活動をされた方が帰ってきた際に知っておきたい10のこと

 被災地での救援活動、本当にお疲れ様でした。様々な現場に直面されたことでしょう。日常生活に戻るために知っておきたいことを紹介します。
 時間とともに、経験したことについてあなたの気持ちや考え方は変わります。また、この変化のプロセスは人によって異なります。経験の内容、またはそれに対するあなたの反応がどんなものであったとしても、いくつかの基本的なステップを踏むことで、その経験に適応することができるようになるでしょう。

1.いろいろな人に連絡をします。みんな心配しています。
2.家族や地域社会とのつながりを大事にします。
3.人生にかかわる大きな決定はすぐにはしないようにします。
4.日常の意思決定をできるだけして自分で自分をコントロールする感覚を忘れないようにします。
5.自分自身がリフレッシュしたり、元気を充電したりできるような、楽しいことをすることに時間を費やします。
6.「正常に戻る」のには時間がかかることを覚えていてください。徐々に、あなたの日常に戻していきます。自宅や仕事場では、しばらくの間は、周りの人の力を借ります。
7.回復は真っ直ぐに進んでいくのではなく、2歩進んだら1歩下がることを知っておいてください。あなたは、必ず前進します。
8.自分自身や周りの人のユーモアの感覚を大事にしましょう。
9.薬またはアルコールの乱用は避けましょう。
10.たっぷり休みをとり、普通どおりの運動をします。また、バランスのとれた規則正しい食事をします。

本当にお疲れ様でした。


担当
荒薦優子、河津雄一郎、和田耕治

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