2011年3月16日

災害によって放出された化学物質から自分を守るために知っておきたい2つのこと


ハリケーンや洪水のような自然災害時には、企業や家庭などから人体に有害な化学物質が環境中に放出される恐れがあります。

1.家庭内の薬品や化学物質の適切な処理の仕方
 建物の中やその周囲で漏れ出てきた家庭用洗剤、肥料、殺虫剤、農薬等の日用品に含まれる有害物質に曝露される危険性があります。中身が漏れている容器、配管洗浄剤、漂白剤等の有害な物質を含むものに注意し、中毒を起こさないために、次のポイントに気をつけてください。
1)漏れた薬品・化学物質から子供やペットを遠ざけるようにしましょう
2)漏れた薬品・化学物質や破損した容器の中身が、互いに混ざらないように気をつけましょう。有害な物質が発生する可能性があります。
3)配水管、雨水管、トイレに流してはいけません。
4)燃やしてはいけません。
5)破損していない容器はわかるように印を付けて、適切に廃棄できるまで別の場所に保管します。
6)壊れた容器やラベルのない容器は、分別して保管し、まとめて行政や業者などと相談します。

2.誰かが化学物質に汚染されたことを疑った場合には、119番通報してください。
1)化学物質が大量に漏れ出す場所としては、工場、農業施設、家庭などがあります。化学物質は、漏れ出している場所に近いほど濃度が高くなります。
2)放出される化学物質の種類によっては、離れた場所や避難所に避難する必要があります。どう動くべきかは自治体や消防隊などの指示に従います。
3)化学物質が皮膚についたら、すぐに水洗いしてください。衣服に付着した場合はビニール袋などで密閉し、付着した身体の部分は水でよく洗いましょう。

松井亜樹 パナソニック
櫻木園子 京都工場保健会
岩根幹能 和歌山健康センター
横井陽子 姫路市医師会
荒薦優子 三菱電機
尾崎将之 聖マリアンナ医科大学救急医学
河津雄一郎 平和堂

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