初期の段階で被災地に入る際に感電を予防する4つの約束
日本ではあまり話題にはならないようですが、諸外国では大きな課題のようです。日本でも被災後すぐには注意が必要です。
1.絶対に、切断された電線に触らない。
2.水溜りの中に切断された電線があるときは、車で入らない。
もし、送電線があなたの乗った車に触れてしまったら、乗ったまま、送電線から離れます。もし、エンジンが止まってしまったら、車のキーをそのままにして離れます。また、その車や電線に触らないよう、周囲の人に警告します。
その後、電力会社に電話するか、連絡してもらうよう周囲の人に頼みます。電力会社の専門家以外には、決してあなたの車(乗り物)に触れないよう、周知します。
3.電化製品が、濡れたり、水につかったら直ちに通電を止めます。
1)メインのブレーカーから電気を切ります。ただし、ブレーカーに近づくために貯まった水に入ったりしてはいけません。
2) 電化製品の電源のスイッチに触れません。
3)停電から回復したときに、配線が切れていたり、火花が飛び散ったり、何かが燃えたり、こげた臭いがするようなら、メインブレーカーを直ちにオフにして下さい。
4. 感電した人(疑いも含む)に絶対に触れません。
触れるとあなたが感電します。
1)可能であれば、周囲の電源をオフにしてください。オフにできない場合は、段ボール、プラスチック、木など電気を通さないものを間に挟んで、あなたと感電した人を電源から遠ざけてください。
2)電気から感電した人を離せたら、呼吸と脈拍を確認してください。心拍が止まっていたり、呼吸が止まりそうに遅く、浅くなっている場合は、すぐに心臓マッサージを開始してください。呼吸していて、失神、蒼白、ショック兆候がみられる場合は、横に寝かせて身体と足を上げて血流が頭に行くようにします。
3)やけどした皮膚に直接触れたり、水庖を破ったり、衣服を脱がせたりしません。
高原しおん JR東日本健康推進センター
橋口克頼 パナソニック
伊藤裕康 三菱樹脂
河津雄一郎 平和堂
和田耕治
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